西アフリカを中心に感染が広がっている

エボラ出血熱患者への本格的な投与に備え、

抗インフルエンザ薬「アビガン」の錠剤を11月中旬から生産すると発表した。

フランス、ギニア両政府が臨床試験を行うのに合わせ、

海外向けに必要な量を提供できる体制を敷く。

富山市の工場で生産を始め、

需要増に備えて在庫を積み増す方針だ。

同社は具体的な生産量などの計画は明らかにしていないが、

製剤前の原薬は30万人分を保有しており、

「感染がさらに拡大しても、十分な量を継続的に供給できる」としている。

国内でアビガンは抗インフルエンザ薬としての承認を受けており、

現在2万人分の在庫がある。

エボラ出血熱の治療薬としては未承認だが、

ウイルスの増殖を防ぐ作用があり、エボラ出血熱にも効果があることが

期待されている。